年末ジャンボ宝くじの期待値

今年の年末ジャンボ宝くじは1等前後賞合わせて10億円ですね。
と言っても1等の当たる確率はなんと2,000万分の1、10枚買ったとしても200万分の1です。

400枚買った人を東京ドームに集めて(確率5万分の1になるので)、その中の1人が当たるということです。
10枚、20枚程度しか買わない人は、東京ドームにさえ入れません。

こんなほとんどゼロに近い数字でも「買わなきゃ当たらない」という人がいます。

さて、この宝くじは購入費の何割ぐらいが分配されるのでしょうか?

当せん金と当せん本数は以下の通りです。

売上げ総額が132,000,000,000円に対して、当せん金の合計は65,997,800,000円。
割合にして、49.9983です。
半分しか戻さないとは、ものすごいぼったくりです。

これは「当せん金付証票法」という法律があって、その中に次にような条文があるからです。

(当せん金付証票の当せん金品の限度)
第五条 当せん金付証票の当せん金品の金額又は価格の総額は、その発売総額の五割に相当する額(加算型当せん金付証票にあつては、その額に加算金(第二条第二項の加算金をいう。以下同じ。)の額を加えた額)をこえてはならない。

タイトルとURLをコピーしました